モブ村人の俺が女ゆうしゃに攻略されるイチャラブクエスト!
2018年7月28日
ぷちぱら文庫Creative
著:東人
画:たかとうすずのすけ
7月28日発売のぷちぱら文庫Creative『モブ村人の俺が女ゆうしゃに攻略されるイチャラブクエスト!』のお試し版です!


作品情報はこちら

完全オリジナルとなる本作の1シーンをお試しでご紹介。
魔王を倒したゆうしゃ・レフルが生まれた村に住むモブ村人のタポタ。
そんな彼が突然レフルから告白されて!?
※本ページの挿絵はWEB用に加工しており、製品版とは異なる点がございます。
「キミは、こういうことはじめてだよね?」
「うん」
「じゃあはじめて同士だね」
「え?」
「え? って何よ」
「いや、なんか慣れてる感じだったから……」
「ああ、旅の途中で見たり聞いたりすることは多かったからね」
「そ、そうなんだ……」
「ねぇ、キミのおちんちん見せて」

 少し恥ずかしかったが、セックスする以上見せるわけで、思い切ってズボンを下ろした。
 現れたペニスは、既にお腹に張りつきそうなほどに勃起していた。

「ほほう、これがキミのかぁ」

 レフルは横に座ったまま、俺の股間を覗き込むようにしてペニスを見つめてきた。

「……変かな?」
「変じゃないけど、こういうのって包茎っていうんだよね?」

 レフルの言う通り俺は包茎で、今まで見たことないくらい硬く大きくなっているのに、亀頭がちょこっと見えるくらいだった。

「剥ければ問題ないって聞いたけど……」
「問題はないよ。ただ、オナニーばっかりしてると、そうなっちゃうんでしょ」

 そう指摘されて、顔が真っ赤になった。
 レフルのことを恐れ多いと思いながらも、自慰しまくっていたことがバレたように思えたからだ……。

「キミは何を考えてオナニーしてたのかなぁ」

 レフルはニヤニヤしながら俺の包茎ペニスを指先でツンと突いた。

「レ……レフルのことに決まってるだろ!」
「嬉しい、じゃあちょっとして見せてくれる?」

 咄嗟に断ろうとして、正直になることにした。恥ずかしいところも含めて、俺の全てを見てもらいたい。

「じゃ、じゃあするよ」

 自分のペニスの中程を掴む。手を上下し包皮を剥いたり被せたりする。

「へぇ、そうやるんだ……」

 どこか神秘的な赤い瞳がペニスに向けられる。視線が絡みついてくるようで興奮する。

「じゃあ、お返しに私も見せてあげるね」

 レフルはそう言うと、下半身を隠している服の裾を持ち上げた。
 下着は穿いておらず、赤色の薄い陰毛が見えた。

「え? なんで……」
「ふふ、キミとこういうことするつもりだったから。今日はずっと穿いてなかったんだよ」

 驚く俺を見て、レフルは恥ずかしそうにしながらも、茶目っ気たっぷりに言った。
 ってことは、歓声を受けて手を振ってた時もノーパンで……。
 なんだかえらく興奮して、俺はシゴきながらレフルの股間を見つめた。

「ここも赤いんだね……」
「当たり前じゃない」

 赤色の縮れ毛の下……シンプルな縦割れがある。
 もっと詳しく見たいけど、隣り合って座っているので、このままだと角度的によく見えない。

「間近で見ていい?」
「あ……うん、いいよ」

 足下に屈み込むと、レフルは座ったまま脚を開き、股間を突き出すようにしてくれた。
 ぴっちり閉じていた割れ目が僅かに開き、テラテラ光る内側が見える。
 ふわっと甘酸っぱいにおいがしてきて、俺は生唾を飲み込んだ。

「これがレフルのおまんこ……」

 顔を近づけると、両手で割れ目を開いて見せてくれた。
 広げたことで皮が引っ張られ、隠れていた肉の蕾が割れ目の上からピンと姿を現す。
 ここがクリトリス……下の、落ち窪んでクシャってなってる感じのところが膣口かな?
 セックスはしたことはないけど、それなりに知識はあった。
 村にはそういうことを教えてくれるオバさんがいて、友達と行って女性器を見せてもらったことがあるのだ。
 だが、同じ女性器だとは思えなかった。オバさんのは割れ目の横に下品な黒いビラビラがあってにおいもくさかった。
 レフルのは皮膚より少し赤い小さなヒダがある程度で上品だ。唾液が溢れてくるような甘酸っぱいにおいで、舐めたくなってくる。

「舐めていい?」
「汚いって思わないならお願い。実は舐めてもらいたいって思ってたの」

 期待しているみたいなので、それに応えるために舌先を伸ばし、つんと突き出たクリトリスを弾くように舐め上げる。

「んっ!」

 驚いたような体の反応に、もう少し優しく舌を這わせる。

「はぁ、はぁ……い、いいよ……」

 しばらく舐めていると、膣口から愛液が溢れてきたので、今度はそこに舌を這わせる。
 ピリピリするような不思議な味だったけど、舌先にはもっと不思議な感触があった。
 ヒダのような薄い膜があって……これって処女膜?
 それを舌先で触っているという感動と共に、早く破って俺の印を刻みたいという欲求がわき上がってきた。
 体を起こし、一段と硬くなったペニスを膣口に押し当てる。

「レフル、入れるね」

 ゆうしゃレフルの処女膜を……俺が破る!
 昂りのまま腰を押し出そうとすると、レフルはそれを防ぐかのように、俺の胸に手を当ててきた。

「ちょっと待って」
「え……」

 どういうことだ? 急に嫌になったのか?
 何事でも直前で気が変わるというのは、よくあることだけど、ここまできてやめられるわけがない。
 俺は……レフルと繋がりたい!

「ごめん、待てない!」

 レフルのウエストを掴み、腰を無理矢理押し出すと、処女膜を巻き込んで俺の亀頭が埋まっていった。
 でも、まだ入っているという感じじゃない、ペニスを押し返そうとしてくる。
 な、なんだこれ?

「そ、そんなに強くされたら、キミのこと弾き返しちゃうっ」

 更に力を込めると、レフルはそう言ってきた。

「……は、弾き返す?」

 急に出てきた予想外の言葉に、冷や水をかけられたような気持ちになり、力を抜いて訊き返していた。

「私たちゆうしゃの皮膚は、切られそうになったりすると体内の魔力が無意識に反応して、その部分の防御力を上げちゃうの」

 ゆうしゃに普通の人間の攻撃は通らない、というのは聞いたことがある。どうやら処女膜も例外じゃないみたいだ。

「……ってことは、入れられないってこと?」

 村人の俺には処女膜すら破れないってことなのか?

「ううん、防御力を下げる魔法を何回もかけて、その上でキミがおちんちんを限界まで硬くして攻撃力を上げてから思いっ切り入れれば多分……」
「多分って、完全に解除することはできないの?」
「これってある意味ゆうしゃの呪いみたいなものだからね、どうしようもないんだよ」
「そ、そうなんだ……」

 ゆうしゃは特別なんだと思い知らされる。
 でも、不思議と気後れしなかった。そんなレフルだからこそ、セックスしたいと思った。
 ゆうしゃの処女を村人ペニスで貫いてやる!
 仕切り直しで、俺たちはベッドに移動する。
 仰向けに横たわったレフルは、目をつむると呪文なのか聞いたことのない言葉を口ずさみ……何回か下半身が発光した。

「これ以上は下がらないかな……いいよ、タポタ」

 待っている間、この部屋で空しく自慰をしていた時のことを思い出し、劣情をわき上がらせペニスを硬くした。
 開いたレフルの脚の間に入り、膣口にガチガチのペニスを押し当てる。

「私に1ダメージを与えるだけみたいなものだから、頑張って」
「わかった」

 頷いて腰を押し出すが、やはり入っていかない。ただ、今度は弾かれる感じはない。確かに防御力は下がってるみたいだけど、俺のペニスの攻撃力はまだ足りないみたいだ。

「じゃあ、こういうのはどう?」

 レフルは自分の膝裏を掴み、体に引きつけるようにして脚を広げる。そうすると自然と腰が浮き、膣口が上を向いた。

「これなら上から体重をかけられるでしょ?」

 おまんこが強調される体勢だ。犯してくださいと言わんばかりの格好に昂ってくる。

「絶対に入れるからねっ!」

 自分で二、三度シゴき、気分を高めてから挿入を試みる。

「ん、んぐ……」

 亀頭が埋まるくらい入ったけど、膜が伸びているだけでまだ破れていない。

「レフルっ、入れたいっ!」
「う、うん、私もキミに入れて欲しい」

 力を入れ続け、二分、三分と経過していく……。

「んぐ、んぐっ」

 ぷちぷちと、何かが裂けていく感触があった。

「あ、もう少し……あ、ああ、くる♪ キミの剣で貫かれちゃう♪」
「い、いけぇぇぇぇっ!」

 ぱんっ! と亀頭の先で何かが弾けた。
 ペニスがなくなったような感じがしたので、ゾッとしたが、そうじゃなかった。
 俺のペニスがレフルの温かい中に入り込んでいたのだ。

「う、うおおおっ! は、入ったぁ!」

 感動のあまりに、雄叫びを上げてしまった。

「う、うん、は、入ったね……」

 レフルは眉根を寄せている。

「どうしたんだ?」
「ちょ、ちょっと痛いかな……」

 その言葉を聞いて、一瞬意外に思ったけど、結合部からは血が垂れてきているのに苦痛を感じないわけがない。たとえ、ダメージ1だとしても、痛いものは痛いってことなのだろう。

「……抜いた方がいい?」
「ううん、キミの感触味わってたいから抜かないで……」
「じゃあ、しばらくこのままでいようか」

 そう伝えると、レフルは静かに頷いた。
 結合部を見つめる。本当にレフルと繋がっているのだと嬉しくなってくる。
 もちろん、精神的な感動だけじゃない。実際の膣内の感触も最高だ。
 処女膜があんなんだったから、入れたら食いつかれるんじゃないかと思ったけどそんなことはない。温かい膣肉がペニスを包み、そこが微妙に蠢いていて、俺に刺激を与え続けてくれる。

「レフル、おっぱい揉んでいい?」

 目の前にある胸を見て俺はそう訊いていた。

「もちろん♪」

 レフルは快く了承して、服を脱ごうとした。

「ちょっと待って」
「どうしたの?」
「その服着てるレフルがレフルっぽいからそのままでいいよ」
「レフルっぽいって……」

 苦笑いを浮かべたレフルの服の上から乳房に手を添える。そして、少しずつ力を入れていく。
 これがレフルのおっぱい……。
 外から見たときはもっと張りがありそうに見えたのに、すごく柔らかかった。焼き立てのパンのようにフワフワだ。

「ああ、これずっと揉んでたいっ」
「ふふ、いつだっておっぱい好きなようにしていいんだから、そんなにがっつかなくてもいいよ」
「いつだって? 人がいるところでもいいの?」
「キミがそうしたいならね」

 誰かがいる前でレフルの胸をこれ見よがしに揉んでいる姿をふと想像して、興奮が一気に高まる。
 あ、やばい……。

「うぐっ!」

 暴発した。漏らすように射精してしまった。

「な、何? おちんちんビクビクしてない?」
「出ちゃった……」
「ああ、射精してるんだ……」
「ごめん」
「ふふ、なんで謝るの? 一人目作るんでしょ?」

 そう言われて、もしかしたらこれで子供ができてしまう可能性もあるのだと、当たり前のことを実感し、同時にレフルの気持ちも本気だと実感した。
 ああ、本当に俺を愛してくれてるんだ……。

「おちんちんはまだ大きいけど、一旦やめる?」
「やめられるわけないよ」

 ずっと想い続けたレフルとしてるんだ。一回で収まるはずがない。

「じゃあ、動いてみて。痛みも引いてきたから」
「わかった、やってみるよ」

 亀頭が抜ける寸前まで腰を引く。さっきは一気に入れたので挿入の感じを味わうことができなかった。今度はじっくり味わうためにゆっくり押し出す。

「お、おお……」

 狭い膣を押し分けて入っていく感覚は、他に例えようがない心地よさだ。

「ん、んぐ……」

 俺は最高によかったけど、レフルは呻き声を上げた。

「レフル……大丈夫?」
「うん、大丈夫だから続けて」

 改めてゆっくりとペニスを出し入れさせる。少しでも痛みが和らぐように、レフルの太股を揉んだりする。
 不意にぎゅっと膣が締まった。

「あうっ!」
「また出てる……」

 十回も突いてないのに、レフルの中に射精してしまった。
 大好きなレフルとしてるんだから仕方ないけど、なんとも情けない。

「ごめん、レフルの中気持ちよくて……」
「もう、別に謝る必要ないって言ってるじゃない」
「いや、レフルも感じさせたいからさ」
「そっか、じゃあ、今度はもう少し頑張ってみようか」
「もちろん!」

 まだペニスは萎んでいないので、そのまま続ける。
 二回分の精液のおかげか、出し入れもスムーズになってくる。

「ん……はぁ……な、なんかきた……はぁ、はぁ……」

 レフルは甘い吐息を漏らしはじめた。



「気持ちいいってこと?」
「そうかも……あん……はぁ、はぁ……はぁん……あ、ああぁん♪」

 完全に喘いでいる。膣内の様子も変わり、甘くまとわりついてくるような感じに変わった。カリの裏側にも膣の柔肉の感触を感じる。
 レフルを感じさせた感動と共に快感が込み上げてきたけど、二回も射精していたので、今度は堪えることができた。レフルを感じさせるためにも、ゆっくり動かし続ける。

「おちんちんが擦れるの痛いけど、それ以上に気持ちいい……これがセックスなんだ……はぁ、はぁん……」

 レフルが感じるのに合わせて、徐々に腰の動きを速めていく。

「はっ、あぁ……動きがわかる……中で、激しく動いて……ん、んんっ!」

 くちゅくちゅ音が立つ。結合部から精液と愛液が混ざった汁が溢れ、レフルのお尻を伝ってシーツに染みを作る。

「す、すごい……セックスってはじめてでもこんなに気持ちいいんだ……」
「お、俺も想像してたより気持ちいい」

 セックスをしながら、キスしてみたいとも思っていたけど、こうなると膣内をペニスで掻き回すことしか考えられない。
 もう遠慮せずに、滅茶苦茶に腰を使う。レフルに対して抱いてきた劣情と愛情をぶつける。

「お、奥に当たって……そ、それ……たまんないっ!」
「はぁ、はっ……レフル、も、もう……」

 ずっとこのまま掻き回していたかったが、精液が込み上げてきた。

「ま、また出ちゃう?」
「う、うん、さっきみたいな漏らす感じじゃなくて、すごくいっぱい出そう……」
「はぁ、はぁ、いいよ、出してぇ♪ いっぱい出して♪」

 中出しが相当気に入ったようだ。求めに応じて、レフルの奥深くで小刻みに腰を振ってラストスパートをかける。

「お、おぉ、奥をズンズンってされるの……いいっ♪ あ、あぁん♪」
「も、もう出るっ!」

 俺の射精を受け止めようとしてか、レフルのお尻が自然と持ち上がってくる。上からそれを押しつぶすように突き入れる。
 ──孕んで!
 処女膜を破った時のように、体重ごとレフルを貫き、その中に解き放った。
 どぴゅるるるるるっ!

「んっ♪ あ、ああ♪ 熱いの広がって……ゾ、ゾクゾクが全身に……何これぇ!」

 大量の精液が我先にと尿道を駆け上り、レフルの膣奥に注ぎ込まれる。
 つい漏らしてしまった前の二回とは違う。孕ませようと思っての射精は、最高に気持ちよかった。

「まだ中で出て……あ、あ……これ、ダメっ♪」

 一瞬、体を縮こまらせると、ブリッジでもするように体を仰け反らせた。
 同時に足がピンとつま先まで伸び、大きな声を上げる。

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪ ああぁぁぁぁぁぁぁぁ♪」

 はじめての俺でも、イッているのがわかった。
 全身で絶頂を表しているレフルの姿は美しい。俺の拙いセックスで、こんな姿を見せてくれるレフルがますます好きになった。

「あ、あぁ……ああ……これがイク……あ、あぁ……すごい……」

 そう言って全身の力を抜いてベッドに横たわったレフルを、上から抱きしめた。

「はぁ、はぁ……よかったよ……」

 快感の余韻に浸るレフルは体は俺以上に汗で湿っていて……もしかしたら、無理していただけで、そんなに余裕はなかったんじゃないかと思えた。
 そう思った途端、処女のレフルとセックスしたんだなと実感し、体が多幸感で震えた。




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