あくめる∞ファミリー
Hな家族のアクメループロワイヤル!!
2018年12月4日
ぷちぱら文庫
著:あすなゆう
画:ILL
原作:アトリエかぐや CheshireCat
12月14日発売のぷちぱら文庫『あくめる∞ファミリー』のお試し版です!


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浅葱家に養子入りした青年・渦木淳司。
女性4人の美人家族に囲まれ、幸せな生活を手に入れたと思ったら…?



 たてつづけに美人家族とのエッチな出来事が起こるものの、女の家族と同居したことのない淳司は、女ばかりの家族と同居していればよくあることぐらいにしか思っていなかった。
 だが、そんな能天気な淳司でさえも、何か超自然的な力が働いているとしか思えなかったのが、次女の真昼とのエッチな事件だった。
 その日、屋敷にいたのは真昼と淳司の二人だけ。
 淳司は健全な男子なら、定期的に自慰的な行為を致すための個室を探して豪邸内を物色する。結果として、一階の今は物置に使用されている部屋に目をつける。ここならば空調も完備、しかも誰も来ることもない。
 淳司は取っておきのエロ本を手に部屋へと入る。そして夢中になって、アダルトなそれを読みふけっていると、誰かが部屋に入ってきた。

「え?」

 淳司はオナニー臨戦態勢でズボンを下ろし、さあこれからと言うところを闖入者に見られてしまう。ズボン半脱ぎで固まったままの淳司を、真昼が仁王立ちで見下ろしていた。

「ま、真昼さ……どうして……」
「こ、こっちが聞きたいわよ! 人が買い物から帰ってきたと思ったら、こんなところで何してるのよ!! バカじゃないの!?」
「お、俺としては、みんなに気を遣った次第でありまして!?」
「ここには、みんなの倉庫代わりに使ってて、私のものも置いてあるの。とにかく、本当に信じられない。これだから私は、男がウチで暮らすのはイヤだったのよ! う~、変なものまで見ちゃうし! 不潔、最低!! スケベ、変態!!」

 散々な言われようだが、耐え忍ぶしかなかった。ここで反論しても真昼が聞く耳を持ってくれるとは思えない。

(男はつらいよなあ、ホント……)

 ふいに真昼の後ろのドアが勢いよく動いて、ガチャりとしまる。

「あれ? 誰かそこにいるの? ドア……」

 真昼がドアを開けようとしても、外から鍵が掛かってしまったらしく、微動だにしない。ドアが閉じた拍子に掛かりかけていた鍵が動いてしまったのだろうか。

「開かない、嘘!? だれか! 誰かそこにいるんでしょう! いるなら、開けて!」

 真昼の声が届くことはなく、天井にある業務用エアコンの動作音が響きはじめる。同時に頭上の送風口から強烈な風と冷気が送りこまれてくる。

「あのー、エアコンまで作動しはじめたんですけど」

 エアコンは狭い部屋を冷やしきっても、止まる様子もなく動きつづける。温度設定装置が壊れたのかもしれない。しかも操作用のリモコンは少し離れた場所にあり、淳司達に壊れた冷房を止める術はない。淳司と真昼の二人は冷房の止まらない部屋に、完全に閉じこめられてしまった。
 外部と連絡する手段もなく、数時間がすぎたものの、まだ誰かが帰ってくる気配はない。
 室温は下がりつづけ、吐く息は白く、まるで冷蔵庫の中にいるかのようだ。

「寒い……ううう、真昼さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫なわけ、ないじゃない……まるで雪山遭難よね……」

 しばし押し黙る真昼。それからふいに思いついたように口を開く。

「……テレビで言ってたけど、遭難して火を起こせない時は人肌で温めるのがいいって」
「それって??俺と真昼さんが?」

 淳司が彼女を見ると、真昼は黙って頷く。

「生き延びるためには、し、仕方ない、わよね」

 真昼はそう言うと、着ている服を脱ぎ、大胆にも生まれたままの姿になる。寒さは極限に達していて選択の余地はなく、淳司もそれに倣い、服を脱ぐ。
 そのまま淳司は彼女の裸を見ないようにして、抱きあう。すべらかな肌の感触が、自身の肌に重ねられ、意識するなと言うほうが無理だ。ぬくもりと柔らかさが肌越しに伝わってきて、強く自制しているにも関わらず、ブツが大きくなってしまう。
 甘い女子大生の香りが鼻腔をくすぐり、淳司の興奮を後押しする。死にそうなほどに寒かったのに、今は身体の芯のぬくもりを交換しあって、ぽかぽかとしてきていた。
 腕の中の真昼も、さきほどのツンツンとした様子は治まり、落ち着いてきているようだ。











「はあぁぁあ、ポカポカ、してきたぁ。男の人の身体って、こんな感じ、だったっけ? たくましいだけじゃなく、あったかくて、頼ってみたくなっちゃうみたいな」

 真昼は珍しく好意を含んだ笑みを淳司に向ける。

「今のキミになら、もっと、ずっと、ぎゅ~って、していたくなる感じ」

 言葉とともに、強く抱きついてくる真昼。強い抱擁に淳司のほうが驚いてしまう。

「ぁはぁぁ、これ、けっこー好きかも。ねぇ、もっとぎゅっして、キミからも……ね?」

 真昼にそう言われて、淳司は理性が吹き飛びそうになってしまう。野獣になって彼女に襲いかかろうとするのをなんとか堪え、その華奢な身体を抱きしめてやる。
 全身に真昼のぬくもりを感じ、さらに大きさと硬さを増すブツ。それは真昼のお尻あたりにしっかりと当たってしまっていて、揶揄するような目で見られる。

「弁解したいことはある?」
「……真昼さんの身体が柔らかくてあったかくてこうなっちゃいました。すみません」

 普段の真昼ならそこで怒り心頭だったが、どうやら雰囲気が違う。責めるように苦笑するものの、いつもの絶対零度の視線や態度が出てこない。

「ねえ、このままだと埒が開かないし、もっと互いの身体を温める方が、って思わない?」
「そ、そ、それ、って」
「な、何考えてるのっ。キミの考えてるようなことじゃないから! 本当にエッチするわけじゃないから……お互いの気持ちいいところを、弄るだけだからね」
「わかりました……本当のエッチはなしで……」

 エロい雰囲気を前面に出したりしなければ、もしかして本当に真昼とエッチできていたかもしれない。真昼の顔は羞恥と興奮に赤く染まり、明らかに発情しているようだった。
 淳司と真昼は抱きあったまま横になる。朝華の焼けた肌とは対照的に、綺麗に手入れされた真昼の肌は透き通るように真っ白で、そのきめ細かな美しさに見ほれてしまう。
 発達しきった豊乳も見事で、彼女がかすかに身をよじらせるたびに、その重量感を見せつけるかのようにぶるぶると震える。
 淳司はシックスナインの体勢になると、真昼の秘所に顔を近づける。白いお腹や太腿の向こうに、淡い桜色の花弁がかすかに覗き、興奮にビクビクとひくついていた。そこに淳司はそっと口づけして、そのまま舌先を這わせていく。

「はあ、はあぁ……んっ、はあぁ、あっ。うう、舐められひゃってる……ぁんっ」

 真昼の下腹部は口での愛撫のたびに震え、感じている様子が舌を通じ直に伝わってくる。

「真昼さんも、俺のを、お願いしますッ……もう我慢できません……」
「んんんぅ、もう、強引なんだから。後で覚えておきなさいよ」

 真昼も淳司の奉仕にあわせて、ペニスを扱きはじめる。手指が艶めかしく幹竿に絡み、甘く蕩けるような刺激を雁首から先端にかけて、送りこんでくる。
 普段はキツい口調の真昼が、優しく手コキをしてくれているかと思うと、それだけでブツはさらに大きさと硬さを増す。

「ぁんっ、何よ。また大きくなって……すっごいカチカチ……こんなに太くて……な、中に入っちゃったら、どうなるの? うう、でも、ホント凄い……」
「真昼さんの手がスベスベなので……すみません、たまらないです」

 テニスをしていると聞いていたのに、真昼の手はふにふにと柔らかく、そしてすべらかで、いつまでも彼女の手淫を感じていたかった。

「うう、そういうことを言わないの……」
「マジで気持ちいいです。真昼さんの手のひら、うあっ、はあぁ~」
「いちいち言わないでいいってば、バカ、バカバカバカ、バカぁッ!」

 羞恥に全身が震える様子が、シックスナインの体勢でもわかってしまう。恥ずかしさに耐える愛らしい様に、淳司の昂ぶりは最高潮に達してしまう。
 真昼をもっと感じさせて、彼女の恥ずかしがる姿をもっと見たいと思ってしまう。
 そのまま目の前の花弁に舌先を這わせクンニを再開する。溢れる蜜を啜り、秘鞘からラビアに掛けてをねっとりと何度も舐めしゃぶってやる。

「ぁはぁぁぁ、いっぱい舐めちゃだめ……舐めすぎなのよ、この変態ッ……んんんぅううぅぅ!? ひっ、あ、あ!」

 クリトリスを責めすぎて、軽くイってしまったようで、真昼は肩で大きく息をする。だが真面目な性格ゆえか、淳司のブツを扱く手は止まらない。ゆっくりになりながらでも、彼を射精へと確実に導いていく。

「あんっ、どうかしら。私ばっかり感じさせられるなんて、悔しいもの。ほら、先っぽからガマン汁っていうの? 染みだしてきてるわよッ」
「ぁ、ぁうぅぅ、真昼さん……こっちも負けないからな」

 そこでひと息つくと、口を離して深呼吸。真昼の蜜壺の甘酸っぱい香りが肺を満たし、淳司の昂ぶりをさらに激しいものにする。現役女子大生の甘い香気に頭を蕩けさせつつ、再び膣部への奉仕を再開する。
 今度は唾液と愛液でふやけた秘花をじゅるるると大きな音を立て、強く吸いたててやる。











「あぅ、ぁううぅぅぅッ……んんぅ、はあぁ、はああ……あっ、ぁあ! ぁはぁぁッ、そんなに音立てて、激しく吸っちゃ、ぁひぃぃッ、感じちゃうから、らめ、らめぇぇッ!!」

 真昼は淳司の顔の上で腰を浮かせて、尻たぶをいやいやと左右に振りたてる。美尻にむっちりと載った脂肪が艶めかしく揺れて、男を強く誘う。
 同時にいきりに絡みついた真昼の手指の動きが激しさを増し、一気に射精寸前にまで持っていかれそうになる。

「ぁううぅ、真昼さん……凄い……んじゅる、じゅるるるッ、ぢゅるるるるッ!!」
「ぁはぁぁッ、だから強く吸っちゃらめぇ??ッ!! こんなの知らない、こんなに気持ちいいのっ、初めてで、全然、知らないのぉ。私、変になっちゃうぅぅッ、んくぅッ!!」

 真昼は姫割れを今まで以上に激しく震わせて、感じつづける。分泌される愛液が洪水となって押し寄せ、窒息しそうになってしまう。

(真昼さん、今までと違う……イキそうなんだな)
「んんぅあ、ああぁッ、ぁ??ッ!! ああっ、もっと、奥まれ、あっあ、ぁああ! 吸って、いっぱい吸ってぇぇッ!!」
「真昼さん、一緒にイキましょう! 俺の方も、もう出ちゃいますッ!」
「出す? え、待って、ぁ??ッ、待ってって、言ってるのに、ぁはぁんッ、んはぁああぁ、あ????????ッ!!」

 淳司の激しい奉仕で真昼は一気に絶頂に押しやられる。同時に両手でペニスにすがりつく。そのひと扱きの激しさに彼も同時に達する。
 絶頂の嬌声をあげる真昼の顔面に、特濃ザーメンを噴射してしまう。

「ぁはあぁぁ、けほ、何よ、これ、ちょっと……ぁふぅぅぅ、キミのえっちな精液、いっぱい掛かって……ぁはぁぁぁ、凄い、これ……ぁんんんッ……」

 真昼は蕩けきった表情のままで、ザーメンシャワーに汚されることをただ無心に受けいれていた。
 淳司は淫らな行為で温まった身体の熱を逃がさないように、真昼を強く抱きしめる。彼女も何も言わず、淳司の胸に体重を預ける。そのまま助けが来るまで、砂糖菓子よりも甘い時間を過ごした。
 結局、ドアが勢いよく閉じたことで壊れかかっていた鍵が掛かったことが閉じこめられた原因だった。だが、誰がドアを閉めたのか、そしてクーラーを誰が入れたのかわからずじまいで、偶然に偶然が重なる出来事だった。まるで超自然的な力が淳司と真昼を密室に監禁して、肌をあわせさせるように仕向けたかのようだった。







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(C)YUU ASUNA / アトリエかぐや